生後 2 ヶ月 の赤ちゃんとの過ごし方まとめ 便秘や夜泣きへの対処法

生後2ヶ月、初めての赤ちゃんだと本当に心配ばかりです。2ヶ月経った赤ちゃんとの過ごし方はどのようにすればよいのでしょうか?皆さんが気になるところをまとめてみました。
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生後 2 ヶ月の赤ちゃんの平均体重は?
赤ちゃんの体重は生後2ヶ月になると4190g~7180gになります。男の子は4410g~7180g、女の子は4190g~6670gと男の子のほうが比較的ずっしりしています。目安となる体重が3000gも差があるので、個人差が大きいと言えます。小柄でも、ビッグベビーでも、成長曲線内であれば問題ないことが多く、1日25g程度増えていると順調です。
赤ちゃんの様子としては、顔や太ももがぷにぷにしてきて赤ちゃんらしいふっくらとした体型になります。手や足をばたつかせることも増えてきたのではないでしょうか?きちんと成長や発達しているか、ママとしてはとても気になりますね。機嫌がよく、ミルクやおっぱいをきちんと飲めているのであれば、細かい体重変化は気にしすぎずに見守りましょう。
生後 2 ヶ月の赤ちゃんの 睡眠 時間はどれくらい?
赤ちゃんにとって夜の睡眠だけでなく、朝寝や昼寝の時間も成長に欠かせません。そんな睡眠にも個人差があります。その日の流れやその子によって、眠りが浅かったり深かったり、ばらつきが見られます。
生後2ヶ月の赤ちゃんの平均睡眠時間は14~16時間です。まだ1日の大半を寝て過ごし、昼と夜の区別を少しずつ覚えていく月齢です。生活リズムを少しずつ整えていくとよいでしょう。まだ夜中に授乳やミルクで起きてしまう子が大半です。朝は決まった時間にカーテンを開け、授乳やお風呂、就寝時間を決めることで、睡眠も安定してきます。睡眠時間を目安にして環境を整え、赤ちゃんにぐっすり眠ってもらうようにしましょう。
生後 2 ヶ月の赤ちゃん の視力はどれくらいまであがってきたかな?
育児をしていると赤ちゃんはいったいどのくらい見えているのか、気になりますよね。新生児の視力は0.01~0.02、生後2ヶ月ごろには0.03程度まで発達するいわれています。明るさはおなかの中にいる時から認識できるようです。距離にすると20㎝~50㎝、お世話をしてくれているパパやママの顔なら視界に入っているので笑顔で接してあげましょう。
生後2ヶ月以降の赤ちゃんはだんだんと動くものを目で追うようになり、色や物を認識していくようになります。メリーやおもちゃなど興味を持つようになってくるかもしれません。はっきりと見えるのはまだ先ですが、風景や人の表情を見せてあげて、赤ちゃんの見える世界を成長とともに広げてあげましょう。
生後2ヶ月の赤ちゃん、指 しゃぶりはどうしてするの?やめさせるべき?
生まれたばかりの赤ちゃんには原始反射と呼ばれる成長の発達を促すための機能が備わっています。その中におっぱいを吸う哺乳反射があります。口の周辺に触れたものにはどんなものでも吸い付くため、一番身近にある自分の手を口にもっていくことが多く見られます。生後2ヶ月ごろの指しゃぶりはとても自然な反応なのです。
眠い時、おなかがすいた時、不安な時に指をしゃぶるようになります。指しゃぶりが何かのサインかもしれませんので、様子をよく観察しましょう。そしてこれも個人差がありますので、頻繁に指しゃぶりをする子としない子がいます。3歳以降の指しゃぶりは歯並びに影響を及ぼすと言われていますが、1歳ごろまでの指しゃぶりは生理的なのでそのまま見守ってあげましょう。
生後 2 ヶ月くらいの赤ちゃんの腸内環境と便秘について
新生児期から生後2ヶ月ごろまでの赤ちゃんのうんちは比較的水っぽく、ゆるめであるのが特徴です。1日数回する子もいれば、1週間に1回という子もいて、その子によって異なります。そんな生後2ヶ月ごろの赤ちゃんが便秘になる原因は、排便機能が未発達であることが考えられます。便秘になると、おなかが張ったり、機嫌が悪くなったり、食欲が落ちてしまったりします。
便秘を解消するには母乳やミルクを与えること、おなかをマッサージすること、足をぎっこんばったんと動かして胃や腸を刺激することが挙げられます。マッサージや足の運動は、普段からスキンシップの一環としてやっておくとよいですね。そして、どうしても出ない場合にはオイル(ワセリンやベビーミルクなど)を塗った綿棒で肛門をマッサージしましょう。ただし、肛門を傷つける可能性もありますので、不安な方や便秘以外の症状がある場合には受診をおすすめします。
生後 2 ヶ月の赤ちゃんの夜泣きに困っています
赤ちゃんの夜泣きとは生後3ヶ月ごろからはじまる、原因不明で夜間に泣くことをいいます。これに対し、生後2ヵ月の赤ちゃんはまだ生活リズムが整っておらず、おなかがすくことや、おむつを替えてほしくて泣くことが多いです。しかし、夜中に何度も起こされてしまうとママも大変ですよね。
対策としては、規則正しい生活を心掛けること、そして昼間はママも一緒にお昼寝をすることです。赤ちゃんが夜に泣くのを止めることはできませんので、こういう時期であると割り切って接しましょう。授乳や抱っこで泣き止んでくれるといいですが、何をやっても泣くことが往々にしてあります。そういうときには、たまにはこういう日もあると考え、まずは自分の気持ちを落ち着けることが大事です。そのうえで家の中をゆらゆらと歩いてみたり、暑かったり寒かったりしないかみてみたりしてみてください。泣くことは心の発達にとても重要なことです。赤ちゃんは成長するので永遠に続くわけではありません。大丈夫ですよ。
生後 2 ヶ月 外出やおでかけはベビーカー?抱っこひも?
生後2ヶ月を過ぎると、ママが育児に慣れて、赤ちゃんの生活リズムをつかんでくる頃ではないでしょうか。天気のいい日にはベビーカーや抱っこ紐でお出かけしてみましょう。
おすすめはショッピングモールです。授乳室やベビールームが備えられているところが多く、ショッピングやカフェなど施設が充実しているからです。産後ママのリフレッシュになりますね。他にも近所の公園のお散歩や地域の子育て広場で友達作りをするのも良いでしょう。遠出の旅行や帰省もできますが、持ち物や休憩場所など、赤ちゃん優先で計画するようにしましょう。
外出する時間帯の目安は、夏の場合は日焼け対策をし、朝晩の涼しい時間にしましょう。冬は逆に日中の暖かい時間にして、赤ちゃんの負担にならないように気を付けましょう。授乳や睡眠の時間を計算して、出かけられるといいですね。
生後 2 ヶ月の赤ちゃんとの遊びやスキンシップについて
生後2ヶ月の赤ちゃんは追視がはじまり、表情も豊かになってきます。赤ちゃんが声を出しているときに一緒に話しかけてあげること、頬や体に触れることだけでも遊びになります。どんな遊びが喜ばれるのでしょうか。
この時期の遊びはスキンシップやコミュニケーションがメインになります。おもちゃに興味を持つ様子を見せ始める子もいます。いないいないばぁや絵本を読んであげること、ベビーマッサージすることも良いでしょう。まだまだ反応は少ないですが、笑顔で積極的に遊んであげることが大切です。また、上手に遊べなくても、繰り返していくことで脳への刺激となります。
ちなみに発達の早い子では生後3ヶ月で首がすわりますので、うつ伏せの練習もしてあげるとよいでしょう。ただし、必ずママが見守る前で行い、赤ちゃんが嫌がる場合にはやめてあげましょう。赤ちゃんの好きな遊びが見つかるといいですね。
生後 2 ヶ月の赤ちゃんのベビー服と服装
生後2ヶ月の赤ちゃんのベビー服のサイズは50~60や60が平均的です。どんな服装が合っているのか、季節ごとに例をまとめました。
春や秋はコンビ肌着にプレオールを着ましょう。ベストやおくるみで調節し、素材は通年使えるものか、春なら薄手のもの、秋なら厚手のものが良いでしょう。夏は室温に気を付けて、汗をかいていたらこまめに着替えましょう。基本は短肌着にコンビ肌着やプレオールになりますが、おうちで室温が高い場合にはコンビ肌着1枚+タオルケットで過ごせます。冬は短肌着+長肌着に厚手のカバーオールになります。ベストやおくるみ、帽子や靴下で調節しましょう。
赤ちゃんは大人より体温が高く、汗もかきやすいです。また、抱っこ紐で連れていくとママと密着してより暑くなります。今回挙げたのはあくまでも一例ですので、こまめに赤ちゃんの状態をチェックし、調節してあげましょう。また、子供服のデザインも大切ですが、季節に合った素材を選びましょう。
生後 2 ヶ月の赤ちゃん、ミルクを飲まないとどうなる?
生後間もない赤ちゃんは母乳やミルクが大切な栄養源です。生後2ヶ月の赤ちゃんがミルクを飲まない場合、どんな原因があるでしょうか。
哺乳瓶は赤ちゃんに合っていますか?乳首の穴の大きさが合っていないと、飲みにくくなってしまいます。その子に適した哺乳瓶と乳首を見つけましょう。また、ミルク自体が嫌である可能性もあります。ミルクの種類を変えたり、母乳からミルクへ移行したばかりであったり、心当たりはありませんか?また、ミルクの温度や濃度に敏感であるかもしれません。細かいことも気にかけながらミルクを作ってあげましょう。
授乳の体勢や母乳との順番など、ささいなことがネックとなっていることもあります。ミルクを飲まないと不安になってしまいますが、何が原因となったのか、模索しながら見直してみましょう。
まとめ
2ヶ月を過ぎた赤ちゃん。日々、仕草が変わったり表情が変わったり、いろんな変化があります。育児では大変なこともありますが、日々のちょっとした変化を楽しむ余裕を持ちたいですね。記事を読んで頂いて気持ちに余裕が出来たら幸いです。