生後 1 ヶ月 の赤ちゃんとの過ごし方 外出や抱っこの方法

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生後 1 ヶ月の睡眠時間は?なかなか寝ない時はどうする?
出産後、1ヶ月くらいはママにとって慣れない育児で疲れがたまってくる時期です。そんな時に赤ちゃんが寝ないと心配になりますね。生後1ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間は約14~17時間といわれ、1日の大半は寝て過ごすことになります。
寝ない原因として、げっぷが出ない気持ち悪さ、哺乳量が少ないためにおなかがすいてしまうこと、暑さや寒さ、ウンチが出ないことなどいろんなことが挙げられます。まずは気温や湿度、おむつの状態をチェックしてみましょう。げっぷをさせ、抱っこや授乳をすることで赤ちゃんの不安を解消できるかもしれません。あまりにも寝ない、辛いときは1か月健診の時や地域の助産師、保健師に相談してみましょう。
生後 1 ヶ月の平均体重はどれくらい?
赤ちゃんの育児で成長の目安となる身長と体重。とくに生後1か月の赤ちゃんは体重が増え盛りです。出生から1000g増えることが一般的になります。もちろん個人差はありますが、3390g~5960gと母子手帳の成長曲線に記載されています。体重増加の目安として、1日30gずつ増えていたら順調といえるでしょう。
中には成長曲線を飛び出すほど大きな赤ちゃんもいますが、この時期は動きも少なく、母乳やミルクの生活です。離乳食が始まり、動き回るようになれば変化が見られます。また、体重の増え方がイマイチな時は、追加で健診を受けることもあります。生後1か月は個人差が大きいので細かいことは気にせず、赤ちゃんとママの体調が崩れないように気を付けてください。
生後 1 ヶ月の赤ちゃんが便秘になったとき
新生児から生後1か月のころはおっぱいやミルクを頻繁に欲しがります。それに伴ってウンチの回数も多めです。しかし、1日7~8回する子もいれば、3日に1度の子もいて、個人差があります。普段の排便によりますが、1日1回以上する子が3~4日ウンチが出ていないと便秘が疑われます。原因は排便のペースが変わることや授乳量が少ないこと、ミルクが合わないなど様々なことが考えられます。
便秘になってしまったら、機嫌がよければ様子を見る場合もあります。ただ、母乳やミルクを飲まなかったり、排便時に痛がって泣いたりするのは病院に相談しましょう。お家でできる対策はいくつかあります、「の」の字でおなかをマッサージすることや綿棒にオイルを塗り、肛門を刺激すること、足を交互に屈伸させて運動させることです。普段から赤ちゃんのウンチの状態をチェックして、健康を保ちましょう。
便秘になるのは腸内細菌も大きく関わってくるそうです。出産のときにママの腸内細菌をもらうので、妊娠中にヨーグルトなどで腸内細菌を整えておくことも大事です。
生後 1 ヶ月でのお風呂の入れ方
生まれたばかりの赤ちゃんは生後1ヶ月まではベビーバスなどでの沐浴になります。その後、健診で問題がなければママやパパと一緒にお風呂に入ることができます。やり方はそれまでの沐浴の流れと同じで、先にママの体を洗い、赤ちゃんと一緒に浴槽につかります。出た後は赤ちゃんを先に拭いてあげることがポイントです。
赤ちゃんとのお風呂で気を付けることはシャワーの強さと、お風呂の温度、赤ちゃんを優先して効率よく入れてあげることです。急に大人のお風呂に入れることが難しければ、沐浴と同様、ベビーバスの中で洗ってあげてもよいでしょう。ですができればスキンシップをとれて皮膚の状態を確認できるいい機会ですので、ぜひ一緒にお風呂に入りましょう。
夏場はあせもなどで湿疹がでることがあります。お風呂で湿疹を確認したときはお風呂上りにベビーミルクなどでケアしてあげてくださいね。
生後 1 ヶ月 ミルクの量はどれくらい?母乳に比べて栄養はどうなの?
赤ちゃんの大切な栄養源である母乳やミルク。新生児のころに比べ、生後1ヶ月を過ぎると飲み方も上手になり、短時間できちんと飲めるようになってきます。ミルクの場合はおっぱいに比べて与えた量を正確に把握することができますね。
与えるミルクの量は、基本的には粉ミルクのパッケージに記載されている目安量を守りましょう。1回の量として、生後1~2か月の場合は120~160とされているメーカーが多いです。1日では6回とされているので4時間おきが目安となります。ただ、あくまでも平均的な話ですので、赤ちゃんに合わせてミルクの量を調節しましょう。健診でミルクの量に対する指示があった場合は、その方法に従いましょう。
生後1ヶ月の外出時の注意事項
生後1ヶ月の健診で問題がなければ外出がOKになります。ただし、まだまだ授乳やおむつのお世話が頻回であります。まずは近所のお散歩から始め、少しずつ時間を延ばすようにしましょう。近場であれば、ガーゼやおもちゃなど最低限の持ち物で大丈夫です。長時間出かける場合は、ママの体力も回復途中ですので、こまめな休憩や授乳室のチェックをしてから出かけるようにしてください。
また、夏場は日中の日差しが強い時間帯を控え、冬場は逆に暖かい昼間に出かけることをおすすめします。ベビーカーでも抱っこ紐でもかまいません。季節に合わせてお出かけしましょう。お散歩することで外気に触れ、赤ちゃんにとってはいい刺激になり、ママにとっても育児のリフレッシュになりますね。
生後 1 ヶ月の抱き方(縦だき、横抱き)や抱っこひもについて
赤ちゃんと外出する時や、寝かせる時にあると便利な抱っこひも。生後1か月の赤ちゃんはまだ首がすわっていないので、横抱きタイプの抱っこひもが多くみられます。最近では、新生児期から使える縦抱きの抱っこひもが売られるようになりました。エルゴやベビービョルンといったメーカーが主流です。妊娠中にいろいろ調べて、生まれてから赤ちゃんと一緒に選びに行く方がよいです。買ったはいいけど子供が嫌がって数回しか使わなかったなんて話も聞きます。利用頻度や値段なども考慮して、無駄のないように購入しましょう。
縦抱きの抱っこひもは、首がすわるまでは首をきちんとサポートすることが大切です。赤ちゃんが苦しくないか、手や足はきちんと出ているか、ベルトの長さは適切か、など毎回確認しましょう。また装着時は常に密着しているため、ママも赤ちゃんもすぐに暑くなります。夏場は暑さ対策をしながら、抱っこ紐を有効活用してください。
1ヶ月の子におすすめの抱っこひも
私もそうですが、まわりのお母さんも使用率の高いエルゴベビー。評価もとってもいいですね。
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生後 1 ヶ月 授乳の時間と間隔
新生児期に比べて授乳が安定してくる、生後1ヶ月の赤ちゃん。授乳の時間と間隔は次のようになります。平均すると授乳の間隔は1~2時間おきで、3時間空けられる時もあります。1日では7~10回程度になります。 1回の授乳時間は左右で5~10分ずつあげるのが目安です。ちなみに私の娘は短時間派で、5分ほどで終わってしまうことが多かったです。ママの母乳の出方にもよりますし、赤ちゃんの気分もあるのでその子に合わせて授乳しましょう。ただし、30分以上飲む場合は赤ちゃんが疲れてしまうので、切り上げても良いでしょう。
ミルクの場合は約100mlを6~7回に分けてあげます。母乳に比べて腹持ちが良いので、回数が少なめです。生活リズムがまだまだ整わない時期なので、時間をきっちり決めず、赤ちゃんが欲しがる時にあげましょう。
生後 1 ヶ月あたりの赤ちゃんの体温はどれくらいだといいの?
赤ちゃんを抱っこした時に温かいと感じることはありませんか?生後1か月の赤ちゃんの平熱は36.5~37.5度と大人の平熱より少し高めです。1歳ごろまで37度台前半が赤ちゃんの平熱とされています。36度以下は低体温とされ、発熱というのは38度を超えた時になります。
赤ちゃんは体温調節がうまくできません。室温や来ている服装に左右されやすいといった点があります。日頃から赤ちゃんの平熱を把握し、暑くないか、寒くないか、赤ちゃんの体に触れて確認しましょう。熱があっても元気でおっぱいも良く飲むことや、微熱なのにぐずって体調を崩すこともあります。体温の変化と赤ちゃんの様子をよく観察しましょう。
ちなみに赤ちゃんが動くようになると、じっとして検温させてくれません。おでこや耳にあてて数秒で測れる体温計だととても楽でママも大助かりです。
生後 1 ヶ月は首のすわりが不安定。抱っこの仕方
赤ちゃんは生後3か月以降に首がすわります。首の筋肉が未発達なので、それまでは頭がグラッとして不安定な状態になります。生後1ヶ月だとまだ首がすわることはほとんどないでしょう。なので抱っこする時は必ず片手で首をサポートしてあげてください。
首がすわると、うつ伏せでも顔を持ち上げることができ、縦抱きも安定してきます。ただ、個人差が大きいので赤ちゃんの成長をそっと見守りましょう。
まとめ
いかがでしたか?生後1ヶ月はまだまだお母さんも育児に不慣れです。私も最初は不安でいろいろな方に助けて頂きました。この記事が少しでも子育てのお役に立てれば幸いです。